タクシー運転手の月収はいくら?1日の売上から実際の給料を考えてみた

タクシー仕事

「タクシー運転手って、実際どれくらい稼げるの?」

タクシー運転手への転職を考えている人なら、月収や給料は気になるところですよね。

僕もタクシー運転手として働く前は、

「1日の売上が多ければ給料も増えるの?」
「実際の月収ってどれくらいなんだろう?」

と気になっていました。

実際に働いてみると、タクシー運転手の給料は「1日の売上×勤務日数」だけで決まるわけではありません。

会社によって給与体系や歩合の仕組みが違うからです。

この記事では、現役タクシー運転手の僕が、1日の売上から月の売上を考えながら、タクシー運転手の月収や給料の仕組みについて分かりやすく紹介します。

タクシー運転手の月収はいくら?

タクシー運転手の月収は、働く地域や会社、勤務形態、売上などによって変わります。

特に大きいのが「歩合」の仕組みです。

タクシー会社では、固定給だけではなく、売上に応じた歩合給を取り入れているところも多くあります。

そのため、「タクシー運転手なら月収○万円」と一概には言えません。

同じくらいの売上でも、会社の給与体系によって給料が変わることがあります。

タクシーの売上と給料は同じではない

ここはタクシー運転手を考えている人には、ぜひ知っておいてほしいポイントです。

例えば、1日の売上が6万円だったとします。

月12回乗務すると、

6万円 × 12回 = 72万円

となります。

しかし、この72万円がそのまま自分の給料になるわけではありません。

これはあくまで「月間売上」です。

実際の給料は、会社の給与体系や歩合率、固定給、各種手当などによって計算されます。

さらに、そこから税金や社会保険料などが引かれるため、最終的な手取りはさらに変わります。

つまり、「売上=給料」ではないということです。

1日の売上から月の売上を計算すると?

では、実際に1日の売上から月の売上を考えてみましょう。

例えば月12回乗務するとします。

1日の売上が5万円なら、

5万円 × 12回 = 60万円

1日の売上が6万円なら、

6万円 × 12回 = 72万円

1日の売上が7万円なら、

7万円 × 12回 = 84万円

になります。

このように考えると、1日の売上が月の売上に大きく影響することが分かります。

ただし、これはあくまで単純計算です。

実際には乗務回数や勤務時間、地域、曜日、天候などによって売上は変わります。

ちなみに、タクシー運転手の1日の売上については、こちらの記事で実際の仕事内容と合わせて紹介しています。
👉 タクシー運転手の1日の売上はいくら?現役3年目が売上・走行距離・営業のリアルを公開

隔日勤務なら月12~13乗務程度が目安になることも

タクシー運転手には、昼日勤、夜日勤、隔日勤務などの働き方があります。

その中でも、タクシー業界でよく知られているのが隔日勤務です。

隔日勤務は1回の勤務時間が長くなる一方、勤務後に明け休みがある働き方です。

厚生労働省のjob tagでも、大都市の隔日勤務では月12~13回程度乗務するケースが紹介されています。

そのため、仮に月12回乗務すると考えると、

1日の売上5万円 → 月60万円

1日の売上6万円 → 月72万円

1日の売上7万円 → 月84万円

というイメージになります。

もちろん、実際の勤務回数や売上は人によって違います。

歩合率によって給料は変わる

タクシー運転手の給料を考えるとき、もう一つ重要なのが歩合率です。

例えば、あくまで計算例として、

月間売上60万円
歩合率50%

だった場合、

60万円 × 50% = 30万円

となります。

歩合率が60%なら、

60万円 × 60% = 36万円

です。

同じ売上でも、給与体系によって計算結果が変わります。

ただし、実際の給与には固定給や手当、控除なども関係するため、単純に「売上×歩合率=手取り」と考えることはできません。

求人を見るときは、歩合率だけではなく、給与の計算方法そのものを確認することが大切です。

タクシー運転手は売上を上げることが給料につながる

歩合給がある会社では、売上を上げることが給料にも影響します。

そのため、タクシー運転手は、

「今日はどこで営業するか」

「どの時間帯を狙うか」

「どこで休憩するか」

「配車をどう活用するか」

などを考えながら仕事をします。

ただ車を走らせていれば、必ず売上が上がるわけではありません。

曜日や天候、時間帯、イベントなどによって、お客様の動きも変わります。

ここはタクシー運転手の難しいところでもあり、面白いところでもあります。

月収を見るときは「額面」と「手取り」に注意

求人などで「月収30万円」「月収40万円」と書かれていることがあります。

ここで注意したいのが、額面と手取りは違うということです。

給与からは、所得税や住民税、社会保険料などが差し引かれる場合があります。

そのため、

「月収40万円=40万円がそのまま手元に残る」

という意味ではありません。

タクシー運転手の収入を比較するときも、額面なのか手取りなのかを確認することが大切です。

タクシー会社を選ぶときは給与体系を確認しよう

これからタクシー運転手になるなら、会社選びも重要です。

求人を見るときは、

・基本給はいくらなのか
・歩合率は何%なのか
・保証給はあるのか
・歩合の計算方法はどうなっているのか
・手当はあるのか
・賞与はあるのか
・月に何回乗務するのか

などを確認しておきましょう。

「月給○万円」という数字だけを見るのではなく、「実際にはどうやって給料が計算されるのか?」を見ることが大切です。

現役タクシー運転手として感じること

僕自身、タクシー運転手として働いていて感じるのは、売上は毎回安定するものではないということです。

忙しくて売上が伸びる日もあれば、思ったようにお客様が乗ってくれない日もあります。

天候や曜日、時間帯などによっても状況は変わります。

だからこそ、1日単位の売上だけを見るのではなく、月単位で考えることが大切だと思っています。

「今日は売上が低かった」と落ち込む日があっても、別の日に取り返せることがあります。

タクシー運転手は、会社員とは少し違った感覚で、自分なりに営業を考えられる仕事です。

タクシー運転手は本当に稼げる?

結局、「タクシー運転手って稼げるの?」と思う人も多いと思います。

これについては、正直に言うと人によって違います。

地域、会社、勤務時間、乗務回数、売上、給与体系などによって変わるからです。

「タクシー運転手なら必ず月○万円稼げる」というものではありません。

逆に言えば、自分の働き方や会社の給与体系をしっかり確認したうえで、自分に合った働き方を考えられる仕事でもあります。

タクシーの仕事を続けながら、もう一つ収入の柱を作りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 タクシー運転手におすすめの副業5選|隔日勤務でもできる副業を現役乗務員が考えてみた

まとめ|タクシー運転手の月収は売上と給与体系で変わる

タクシー運転手の月収を考えるときは、単純に「1日の売上×勤務日数」だけを見るのではなく、給与体系まで確認することが大切です。

今回のポイントをまとめると、

・タクシーの売上と給料は同じではない
・会社によって給与体系が違う
・歩合給を採用している会社も多い
・1日の売上から月間売上を計算できる
・隔日勤務では月12~13回程度乗務するケースがある
・同じ売上でも歩合率などによって給与は変わる
・額面と手取りは違う
・転職するときは給与体系を確認する

ということです。

タクシー運転手の仕事に興味があるなら、「月収○万円」という数字だけではなく、自分が実際に働く会社の給与システムまで確認してみてください。

僕自身も現役タクシー運転手として、これからも実際の仕事や売上、働き方についてリアルに発信していきます。

僕自身もタクシーの仕事を続けながらブログという副業に挑戦しています。実際に2ヶ月続けた結果はこちらの記事で公開しています。
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