「タクシー運転手って、仕事の日に何を持っていくんだろう?」
これからタクシー運転手を始める人なら、こんな疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。
タクシー運転手の仕事内容や1日の流れについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 タクシー運転手の1日の仕事の流れを紹介します
僕もタクシー運転手を始めたばかりの頃は、何が必要なのか分からず、いろいろ試しながら自分に合うものを揃えてきました。
そして、タクシー運転手を3年ほど続けてきた今では、**「これはあった方がいい」「これは別になくてもいい」**というのがだんだん分かってきました。
特に僕の場合は、2人で1台の車を使う「合番」なので、車内に私物を置きすぎないことも大切です。
そこで今回は、現役タクシー運転手の僕が実際に使っているものを中心に、
本当に必要だと思うもの
あると便利なもの
ダイソーなどの100均で十分なもの
少しお金をかけた方がいいもの
僕は使っていないけど、人によっては便利なもの
まで、タクシー運転手のリアルな持ち物を紹介します。
これからタクシー運転手になる方は、ぜひ参考にしてみてください。
タクシー運転手の持ち物は「必要最低限」でOK
タクシー運転手だからといって、最初からたくさんのものを買い揃える必要はありません。
実際に仕事をしてみると、
「これは毎日使うな」
「これは意外と使わないな」
「これは100均で十分だな」
というものが出てきます。
僕自身も、仕事を始めてから使うものが少しずつ変わってきました。
また、タクシー会社によって車両の設備や勤務ルールも違います。
例えば、車に配車アプリ専用のナビがあるなら、スマホをナビとして使わない人もいるでしょう。
運転用手袋についても、会社の規定で必要なところがあります。
そのため、この記事では「タクシー運転手なら全員これが絶対必要」という紹介ではなく、僕自身が実際に使ってきた経験をもとに、必要なもの・便利なもの・なくてもいいものを紹介していきます。
タクシー運転手が実際に使っている仕事道具
僕が仕事用に使っているのは、小さめでマチのあるトートバッグです。
中には、普段使いの財布、充電器類、釣り銭、メモ帳、ボールペンなど、乗務中に必要になる小物をまとめて入れています。
タクシーでは、お客さんがフル乗車になることもあります。そのため、助手席に置くバッグは大きすぎないものの方が使いやすいです。
ただ、小さすぎると必要なものが入らないので、僕の場合は「小さいけど、ある程度マチがあるもの」を選んでいます。
また、合番で車を共有している場合は、乗務が終わったあとにサッと持って降りられるサイズなのも便利です。
バッグは「タクシー運転手用」にこだわる必要はありません。自分が普段持ち歩くものが無理なく入り、車内でも邪魔にならない大きさを基準に選べばいいと思います。
12V対応シガーソケット充電器・USBケーブル
タクシーの仕事では、スマホを使う場面もあるので、車内で充電できる環境を用意しておくと安心です。
僕自身は営業中にスマホをずっと使っているわけではありません。道に詳しい人ならナビもそこまでスマホに頼らないでしょうし、車についている配車アプリ専用のナビを使うという方法もあります。
それでも、ちょっと調べたいときや何かを確認したいときなど、スマホの方が手軽な場面はあります。
そこで気になるのが充電速度です。
100均でもシガーソケット用の充電器は購入できます。実は僕自身もダイソーのものを使っています(笑)。
なので、必ず高いものを買う必要があるとは思っていません。
ただ、僕の経験上、安い充電器だと充電速度が遅く感じることがあります。
特にスマホをナビなどでよく使う人なら、充電速度は大事です。
「とりあえず充電できればいい」という人なら100均でもOK。
一方で、スマホをよく使う人は、急速充電に対応しているか、レビューが良いかなどを確認して、ある程度しっかりしたものを選ぶのもおすすめです。
そして、充電器を用意するならUSBケーブルもセットで考えましょう。
Type-CなのかiPhone用なのかなど、自分のスマホに合うケーブルを選ぶのはもちろん、使用する充電器に対応したものを選ぶことが大切です。
充電器だけ良いものを買っても、ケーブルが対応していなければ本来の性能を活かせない場合があります。
僕なら、シガーソケットと、それに対応するUSBケーブルをセットで選びます。
大判タオルと小さい吸水タオル
タクシーの仕事では、車内をきれいに保つためにタオルも使います。
僕は、大判タオルと小さい吸水タオルの2種類を使い分けています。
大判タオルは、大きくて吸水性があるものがおすすめです。
そして、大判タオルで拭いたあとに残った拭き残しや、細かいところを拭くときに小さいタオルを使います。
小さいタオルは小回りが利くので、大判タオルでは拭きにくい場所にも使いやすいです。
ただ、この小さいタオルは仕事で使っているとわりと汚れます。
そのため、僕は何年も大切に使うというより、ある程度使ったら交換する消耗品くらいに考えています。
例えば1か月くらい使ったら交換する、というくらいの感覚でもいいと思います。
タオルは高価なものにこだわる必要はなく、大判のものは大きさと吸水性、小さいものは小回りの利きやすさと吸水性を重視して選べば十分です。
レシート用バインダー
仕事中にもらったレシートを整理するために、レシート用のバインダーも使っています。
僕の場合は、仕事中にその都度きれいに整理するのではなく、とりあえずバインダーに挟んでおいて、業務が終わったあとにまとめて整理するようにしています。
この方が仕事中にレシートの整理に時間を取られないので楽です。
これは特にこだわりがなければ、ダイソーなどの100円ショップのもので十分だと思います。
「レシートをなくさずにまとめておける」という役割を果たしてくれればOKなので、わざわざ高いものを買う必要はありません。
釣り銭用ポーチ
タクシーの仕事では、釣り銭を管理するための小さなポーチやバッグもあると便利です。
僕の場合は、あらかじめ固定で準備している釣り銭と、お客さんから受け取ったお金を分けるために使っています。
こうして分けておくと、営業中も釣り銭の残りを把握しやすく、業務終了後の釣り銭管理も楽になります。
これも特にこだわりがなければ、ダイソーなどの100円ショップで売っている小さなポーチで十分だと思います。
大切なのは値段よりも、必要な釣り銭が入って、サッと取り出せること。
「釣り銭用」として分けておくだけでも、管理はかなりしやすくなります。
ボールペン・小さいメモ帳
ボールペンと小さいメモ帳も、仕事中にあると便利なものです。
僕はタクシー運転手を始めた頃、データ収集のために小さいメモ帳を持ち歩いていました。
その日の営業で気になったことや、時間帯ごとの動きなどを簡単にメモして、自分の営業を振り返るためです。
タクシーの仕事は、曜日や時間帯、天候などによってお客さんの動きが変わります。
そこで、自分で記録を残しておくと、
「この時間帯はこういう動きが多いな」
「この日はこうだったな」
というように、あとから振り返ることができます。
メモ帳については、特別なものを用意する必要はありません。僕はダイソーなどの100均で十分だと思っています。
そして、メモを取るなら当然ボールペンも必要です。
これも高価なものにこだわる必要はなく、書ければOK。
小さなメモ帳とボールペンをセットで用意しておくと、気になったことをすぐ記録できるので便利です。
売上記録用の月間手帳
タクシーの仕事をするなら、日々の売上を記録しておくのもおすすめです。
僕は月間タイプの手帳に、その日の売上を記録しています。
これを続けていると、あとから見返したときに、
「この日は売上が良かったな」
「この曜日はあまり良くないな」
「雨の日はどうだったかな」
など、自分の営業を振り返ることができます。
タクシーは日によって売上が変わるので、記録を残しておくと、自分の営業を考えるためのデータにもなります。
これも特別な手帳を買う必要はありません。
ダイソーなどの100円ショップにある月間タイプの手帳でも十分だと思います。
大切なのは高い手帳を使うことではなく、毎日の売上を記録して、あとから振り返ることです。
タクシー運転手にあると便利なもの
ワンタッチ折りたたみ傘
雨の日に使う傘は、普通の傘よりもワンタッチで開閉できる折りたたみ傘がおすすめです。
普通の傘だとかさばって邪魔になりやすいので、タクシーの仕事ではコンパクトに収納できる折りたたみ傘の方が使いやすいと思っています。
僕の場合、雨の日に使うときはドアポケットに入れたり、足元に置いたりしています。
使わないときはバッグの中に入れておけるので、普段から車内に置いておく必要もありません。
選ぶときに重視したいのは、開閉のしやすさ・価格・丈夫さです。
仕事では何度も出し入れすることがあるので、開閉がスムーズで、ある程度丈夫なものを選ぶと使いやすいと思います。
ただ、高価なものを選べばいいというわけではありません。
「コンパクトで使いやすく、ある程度丈夫」
このあたりを意識して、自分の予算に合ったものを選べば十分です。
水筒
長時間の乗務になるので、水分補給用の水筒もあると便利です。
僕が使っているのはTHERMOSの水筒で、中身はシンプルに水です。
昼ごはんは奥さんに作ってもらった弁当を持っていっているので、水筒は主に水分補給のために使っています。
タクシーの仕事は長時間車に乗っていることになるので、飲み物を用意しておくと、必要なときにすぐ水分補給できます。
水筒を選ぶときは、容量だけでなく、保冷力や持ち運びやすさ、洗いやすさなども見て、自分の勤務時間や飲む量に合ったものを選ぶといいと思います。
僕は普通サイズのTHERMOSを使っていますが、ここも人によって必要な容量は違うので、自分に合ったものを選べばOKです。
目薬・薬などの身の回り品
長時間の乗務になるので、目薬や薬など、必要に応じて使うものを持っておくのもいいと思います。
目薬については、僕自身はそれほど使いませんが、運転中に目の乾燥などが気になる人なら、持っておくと便利かもしれません。
薬については、僕は最近、ロキソニンを持参しています。
ただ、薬は人によって必要なものが違いますし、使用上の注意もあります。
そのため、タクシー運転手だから特定の薬を持っておくべきということではなく、普段自分が使っているものや、必要だと思うものを準備しておくくらいでいいと思います。
僕の場合は、「もし必要になったときに困らないように」という感覚で持っています。
もしもの車内トラブルに備えておきたいもの
車内の「もしも」に備えたエチケットセット
タクシーの仕事では、できれば遭遇したくないような「もしも」に備えて、簡単な対応グッズを用意しておくと安心です。
僕がイメージしているのは、飛行機に用意されているエチケット袋のようなもの。
例えば、お客さんが酔っ払って車内で吐いてしまったときなど、いざというときに対応できるように、
・アルコール消毒スプレー
・手袋
・袋やエチケット袋
・汚れたときに拭くタオル
などを準備しています。
これは普段から使うものではなく、あくまで万が一に備えて持っておくものです。
こういったものは、こだわりがなければダイソーなどの100円ショップでも揃えられます。
「いつ使うか分からないものだからこそ、必要になったときに困らないように準備しておく」
くらいの感覚でいいと思います。
僕自身も、できるだけコンパクトにまとめて、邪魔にならないようにしています。
僕は使っていないけど、人によっては便利なもの
スマホホルダー
僕自身はスマホホルダーを使っていません。
車には配車アプリ専用のナビがあるので、ナビとしてスマホを使う機会がそこまで多くないからです。
ただ、車に付いているナビよりスマホのナビの方が使い慣れている人なら、スマホホルダーがあった方が便利だと思います。
これは「タクシー運転手なら絶対必要」というものではなく、普段どのナビを使うかで判断すればいいでしょう。
ライト
ライトについては、僕自身はほとんど使っていません。
タクシーの仕事をしていて、今のところライトが必要になる場面もあまりないので、必ず用意しておくものではないと思っています。
ただ、夜に車内の足元や座席の下を確認することが多い人など、必要になる場面があるなら持っておいてもいいでしょう。
ちなみにライトもダイソーなどの100円ショップで購入できるので、必要になってから用意するのでも十分だと思います。
僕自身は使っていないので、「タクシー運転手なら必須!」というほどのものではないという位置づけです。
運転用手袋
運転用手袋については、僕自身は使っていません。
ただし、これは会社によってルールが違うので注意が必要です。
会社の規定で運転用手袋の着用が必要なところもあります。
僕の会社では基本的に自由なので、僕は使っていません。個人的には、手袋をすると蒸れるのが気になるので、今のところ使わないという選択をしています。
これからタクシー運転手になる人は、運転用手袋を購入する前に、勤務する会社で着用が必要なのか、自由なのかを確認しておきましょう。
必要な人にとっては仕事に欠かせないものですが、会社で自由なら、実際に使ってみて自分に合うか判断すればいいと思います。
合番なら「何を車内に置いておくか」も考えよ
僕のように、基本的に2人で1台の車を使う「合番」の場合は、車内に何を置いておくかも考えておいた方がいいと思います。
とはいえ、何でも持って降りればいいというわけでもありません。
合番の人によっては、邪魔にならないものや、使われても困らないものを車内に置いておくこともあります。
僕の場合も、ダイソーなどで買ったものや、もし使われても特に困らないものは、車内に置いておくことがあります。
一方で、普段使いの財布や大切なものなど、使われたくないものや、なくなると困るものは持って降りるようにしています。
なので、合番で車を共有する場合は、最初から「全部置いておく」「全部持って帰る」と決めるのではなく、合番の人や車内の状況を見ながら判断するのがいいと思います。
特に初めて一緒に乗る人の場合は、どんな人なのか分からないので、まずは様子を見ることも大切です。
また、お客さんがフル乗車になることもあるため、助手席などに荷物を置く場合は、邪魔にならないサイズにしておくことも意識しています。
「使われてもいいものは安いものにする」「大切なものは持って降りる」。
こうやって自分なりに線引きしておくと、荷物の管理もしやすくなります。
100均で十分なもの・お金をかけてもいいもの
タクシー運転手の持ち物を揃えるとき、僕は「全部いいものを買う」という考え方はしていません。
仕事で使うものだからこそ、100均で十分なものと、多少お金をかけてもいいものを分けるようにしています。
特に、車を2人で使う場合は、置きっぱなしにする可能性があるものを高価なものにする必要もないと思っています。
ここからは、僕自身の考え方で分けて紹介します。
100均で十分だと思うもの
こだわりがなければ、次のようなものは100均で十分だと思っています。
- レシート用バインダー
- ボールペン
- 小さいメモ帳
- 月間手帳
- 釣り銭用ポーチ
- 車内対応用の袋
- 手袋
- ライト
- タオル類
実際、僕自身もダイソーの商品を使っているものがあります。
特にメモ帳やバインダーなどは、「書く」「挟む」という目的を果たせれば問題ありません。
また、もしものときに使う袋やライトなども、普段から頻繁に使うものではないので、最初から高価なものを買う必要はないと思います。
「とりあえず必要だから揃えたい」という人は、まず100均から始めるのもおすすめです。
多少お金をかけてもいいと思うもの
一方で、毎日使うものや、使い勝手が仕事のしやすさに直結するものは、多少お金をかけてもいいと思っています。
僕なら特に、
- シガーソケット充電器
- USBケーブル
- 仕事用バッグ
- 折りたたみ傘
- 水筒
- スマホホルダー
あたりは、自分の使い方に合わせて選びます。
特に充電器とUSBケーブルは、スマホをよく使う人なら重要です。
100均の商品でも充電自体はできますが、僕の経験では、安いものだと充電速度が遅いと感じることがあります。
逆に、スマホをほとんど使わない人なら、100均の商品でも十分かもしれません。
つまり、高いものを買えば正解というわけではなく、「自分が毎日どれくらい使うか」で判断するのがおすすめです。
僕自身もダイソーの商品を使っているものがあるので、何でも高いものを選んでいるわけではありません。
「毎日使うから、ちょっと良いものを買う」
「たまにしか使わないから、安いもので済ませる」
こんな感じで分けると、無駄な出費も減らせると思います。
タクシー運転手の持ち物は「自分の働き方」で選ぼう
ここまでいろいろ紹介してきましたが、タクシー運転手の持ち物は、全員が同じものを揃える必要はありません。
会社によって車両の設備やルールも違いますし、スマホをどれくらい使うか、合番なのか1人1台なのかによっても必要なものは変わります。
僕自身も、タクシーを始めた頃から今まで、使うものが変わってきました。
最初から完璧に揃えようとするより、まずは最低限必要なものだけ準備して、仕事をしながら「これがあったら便利だな」と思ったものを追加していくくらいでいいと思います。
特に合番の場合は、車内に置いておくものにも注意が必要です。
高価なものをたくさん置くより、必要なものをコンパクトにまとめる。
そして、100均で十分なものは100均で済ませる。
毎日使うものや、使い勝手を重視したいものには、多少お金をかける。
「タクシー運転手だからこれを買う」ではなく、「自分の仕事に本当に必要か?」
という視点で選ぶのがおすすめです。
まとめ|必要最低限から始めて、自分に合うものを揃えよう
タクシー運転手の持ち物は、最初から何でも揃える必要はありません。
ちなみに、タクシー運転手の収入や実際の仕事事情については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉 タクシー運転手は本当に稼げる?現役3年目が年収・現実を本音で解説
僕自身もタクシー運転手を始めてから3年ほど経ちますが、実際に仕事をしていく中で「これは必要」「これは便利」「これは別になくてもいい」と、持ち物が少しずつ変わってきました。
特に合番で車を共有する場合は、車内に私物を置きすぎないことも大切です。
100均で十分なものは安く済ませて、毎日使うものや使い勝手を重視したいものには、多少お金をかける。
そして、スマホホルダーや運転用手袋のように、人によって必要かどうかが変わるものもあります。
これからタクシー運転手になる方は、最初から完璧に揃えようとせず、まずは必要最低限のものから準備してみてください。
実際に仕事を始めてから、
「これがあったら便利だな」
と思ったものを少しずつ追加していけば十分です。
この記事が、これからタクシー運転手を始める方の持ち物選びの参考になれば嬉しいです。


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